『現代語訳 学問のすすめ 齊藤孝=訳』次回の読書会のテーマです。
『学問のすすめ』自体、これまで読む機会がなく(←この言い訳まさに福澤先生にお叱りを受けそう 笑)斎藤孝さんの現代語訳ということで分かりやすく訳されているかな?と思い、選びました。
書いてあることすべてに感想を述べたいくらい内容の濃い本で、斎藤先生の解説も良かったです。
福澤先生のあげる「例え」はユーモアと大胆さがあって、とても楽しかったです。毎回「例えていうなら・・・」という文章が出てくると「待ってました」と、ワクワクしました。「スピーチのすすめ」辺りから大船に乗ったつもりでリラックスして読み進められたのは、この本の世界に入り込めた証拠でしょうか?
どう「いかによく生きるか」が、たっぷり詰った本でした。