2012年10月1日月曜日

2012 カリフォルニア旅行記(Jack London Cottage/ゲストハウス)

※『Jack London Cottage』の続きです。

コテージの隣にあるゲストハウスは「Wine Cottage」の名の通り、葡萄畑を見渡す場所に建っていました。



鍵のかかった裏口(お勝手口)から案内されました。クリーニング・ルーム、100年前ともなると家事も大変だったでしょうね~使用人は日系人の男性を含め(!)沢山いたようです。


丸ごと「アンティーク」のキッチン♡


流し台が木製です。そして意外と小さい。


重厚な薪ストーブ、プラスチックのチキン以外は本物(笑)


氷を使って冷やす、木製の冷蔵庫です。同じく見学に来ていたアメリカ人の方々も「本物は初めて見るわ~!」と感激されていました。

冷蔵庫が電化製品ではなく、家具だった時代です。


フラッシュが使えない上に灯りもないので分かりにくいですが、広いリビング&ダイニングルームです。ここだけ異様な空気を放っており・・・部屋全体が生きもののように呼吸をしています。


ゲストを招いて大美食会を開催するのが好きだったジャックとチャーミアン、きっと今もこの空間で静かに息をし続けているに違いありません。

二人が世界中を旅して集めた貴重な品々が設置されているので、残念ながら中には入れてもらえませんでしたが、よく見るとアフリカやアジアの調度品や家具がいっぱい!日本の絵や箪笥もありました。


やはり実際に住んでいた家というのは説得力があります。展示用に手も加えられていましたが、二人の「衣食住」生活全般に対する情熱を感じられる、貴重な博物館になっていました。屋外の史跡も大迫力のパノラマです。

頑張って行って良かった~