2011年8月21日日曜日

『赤と黒』

明日は読書会。
スタンダールの『赤と黒』、長かったけど面白かったです。

主人公ジュリヤン・ソレルの恐怖との向き合い方、これは本当に素晴らしいと思いました。恋に生きた短い人生、でも中身はギュッと詰まっている。感じやすく真っすぐな人間は「生きざま」がこうなんだ・・・心のどこかでまた「1人じゃない」の声が(※)聞こえました。

物語の舞台となったフランスや、その時代背景について追求しなくとも(ただの勉強不足とも言う 汗)名著には、自ら訴いかける何かが潜んでいるのです!とは言うものの、、読書会の皆さん、きっと詳しいんだろうな・・・と、ちょっと気後れ。


※「琴線に触れる」と聞こえてくる声です。