2013年1月31日木曜日

お疲れさまでした

今日は母が営むお店、最後の日でした。

母に「バタバタするから来なくていいよ」と言われましたが、どうしても「お疲れ様でした」を直接言いたかったので、会いに行くことにしました。

花束を買いに、いつものお花屋さんに行くと配達で出払ってお留守、そこで前から気になっていた駅前の新しい花屋さんに向かいました。

とてもセンスの良いお店で、希望通りの可愛いブーケを作ってもらえました。母の元へ向かう車中、ピンクのバラがいい香りを放っていました。


早速、母とTちゃん(お店のスタッフ)にお花を渡しました。
二人とも喜んでくれて(泣かせてしまった)良かったです。
ちょうど妹からも花籠が送られてきて、感激のお二人。

本当に長い間お疲れさま。


両親が結婚と同時に祖父母の代からのお店(会社)の支店を任されて48年、最初は子育て主婦で商売にはノータッチだった母が、一発奮起して資格を取り、病気の父に代わって店を切り盛り。その後父が亡くなってからは経営者としても頑張りました。

母が二度の病気をして、やむなく事業を縮小しつつやってきましたが、ここ数年は「それでもやっぱり生きがい」と仕事を愛し、Tちゃんに支えられながら営業を続けてきました。でも72歳になった現在、体力の限界を感じて辞めることを決心したようです。

今は、まだまだ会社を辞める手続きが残っていて忙しそうです。ずっと忙しかった母なので、これからは一緒の時間を持てるようになるのが実は楽しみです。遅いスタートとなった母の「第二の人生」が素晴らしいものでありますように。