2009年10月19日月曜日

Lawry’s The Prime Rib & WICKED

劇団四季大阪公演『ウィキッド』

大阪公演が始まったばかりの、話題のミュージカル『ウィキッド』を鑑賞。舞台セットの豪華さや、役者のパフォーマンスも素晴らしいけれど、それよりも何よりもストーリーにやられた。

人間の本能とも言うべき錬金術への飽くなき追求が、平和という都合の良い言い訳で国を作り上げる。ここでは誰もが魔法使いに憧れ、そして恐れる。敵を作ることで平静が保たれる群集心理に勇気ある者が挑み、そして真実を知ることとなる。

沢山の要素が含まれる物語だけど、私がこの話の中で最も感動したのはエルファバとグリンダの友情。きっかけは純粋でなくても、最後にはお互いに真の理解者となる二人。友情の駆け引きって言うかな?「もらったらあげる、やったらやり返す」という関係の友情。そんなことを繰り返しながら、結果的には自分の幸せの為に「無くてはならない存在」になっていく。今まで聞いたことも、経験したこともない、深い友情だ。落ち着くところに落ち着く為に、親友っていう存在があるのかもしれないと思った。

いやぁ、原作も読まなくては。

 

そして、大阪にも出来た「ローリーズ」のプライムリブ。アメリカのお店と比べると味が少し違う気がするけど、豪華な雰囲気に酔いしれました。変なところに感心するようだけど、コーヒーのカップが空になるとすぐに注いでくれるのはアメリカ的でうれしい。デザートにケーキまでいただいて、お腹いっぱいで幸せ~

楽しい一日を過ごせました。