2011年5月22日日曜日

食の安全(トランス脂肪酸)

アメリカでは、またマクドナルドが標的に?!サンフランシスコでの「子供向けセット」の販売中止を求める騒動です。

理由は「塩分・油分・糖分が多い」からだそう。子供向けセットを止めたところで子供が口にしなくなるとも思えないですが、どうやら子供用のCMは禁止になりそう(なったのかな?)です。まぁセットが無くなれば、子供向けの宣伝効果も無くなるのでしょう。

ところでアメリカのマクドナルドではフライドポテトなどに「トランス脂肪酸」は使われていません。しかし日本のマクドナルドでは現在でも使われているようです。通称「マクド」のアメリカンな雰囲気は好き(ドライブスルーとか)なので、かなり残念に思ってしまいます。

マクドナルドに限らず、日本のファストフードチェーンの幾つかでもトランスファットは使われていて、とても先進国とは思えない現状に、がっかりしてしまいます。大好きな『クリスピークリーム』のドーナツも「日本で食べると味が違うな」と思っていたら、どうもそんな事情のようです(汗)

ちなみにアメリカでは州の法律でトランスファットを使えなくなってから、日本にチェーン店を増やした企業も多い(!)ようです。トランスファットを使った食品のコストが低く(安く)、それだけ儲かるという証拠なのかもしれません。

健康・安全を無視するのは残念だし、一日も早く「トランスファット・ゼロ」が並ぶ日本になってほしいものです。