2014年11月13日木曜日

2014 ニューヨーク旅行記(フリック・コレクション)

ニューヨーク二日目です。

直前まで「何処に行こうかなー?」と迷いました。まだ行ったことが無くて、ぜひ行ってみたい場所って沢山ある。貴重な旅行の時間だし、悔いの無いように使いたい!


で、迷った末に決めたのはココ↑アッパーイーストサイドにある美術館『フリックコレクション』です。


ホテルから目的地までは、セントラルパークを挟んでちょうど反対側。一人なのでタクシーを使うのも勿体ないし・・・ということでバスに乗ることにしました。

久しぶりのバスは、ちょっと緊張。実際に、前日に買ったメトロカード(バスも使える)のスライドが難しく何度もやり直し。運転手さんが優しい人だったので、ちゃんとスライド出来た時には「グッジョブ!」って感じで許してくれたけど、乗客の皆さんの視線が集中して・・・あれは恥ずかしかったな~(^_^;)


運転手さん、よっぽど私のことがおぼつかなくて心配だったのか、降りる時にも「ここでいいの?大丈夫?」と聞いてくれました。なのに私・・・目的地の一つ手前で降りてるし(汗)まぁ、朝の散歩ということで。


持っていた地図(ガイドブックに付いてたの)を頼りに美術館を探すも、どう行っても目的地が見つからない。同じ場所をグルグル回っているうちに、やっと看板を発見!看板に書いてある通りを探し美術館に到着。地図の記載が間違ってるよ(-"-)ブー

The Frick Collection』

ようやく美術館の入り口まで来ました(実は入口を見つけるのにも、ちょっと迷ったのだけれど・・・)


平日なので割引は無し、入場料は大人20ドルのようです。ニューヨーク価格ですな。


並んでチケットを買います。まだオープンしたばかりだったのですぐに買えましたが、その後はどんどん列が長くなっていました。それにしても、うっとりするようなエントランスホール♡


チケットを買って振り向くとこんな↓注意事項の表示が(看板じゃなくてフレームに入っているのがエレガントです)ここから先は写真NGのよう、残念。

注意事項に書いてあるバッグや上着は、入場時にチェックする人がいて「あなたはコートルームへ」「あなたは、そのままで」と振り分けられます。ちなみに私は大きめのバッグを一つ持っていたのですが、そのまま入場組でした。


そして入場口には音声ガイドの機械をレンタルしているブースがあります。持っていた日本のガイドブックには「有料」と書いてありましたが、誰もが料金を払わず機械を持って行きます。そこで係の人に「レンタルは無料ですか?」と聞いたところ「もちろん」とのこと。日本語ガイドもあったので、そちらを借りることにしました。ほぼ全作品の解説(作品ごとに付けられたナンバーを入力すると解説が流れる)が、とても便利で助かった~

個人の邸宅(豪邸)を使った、個人の所有物による美術館。名画や傑作の彫刻、その他優れた工芸品が揃っています。またガイドによると、フリック氏はゴールドラッシュなどの成金趣味を嫌い、シックで派手派手しくない(とはいうものの、なかなか金ピカでしたが)趣味の良い調度品を国内外から集めており、その展示も素晴らしいものでした。館内は写真NGなのですが、あまりの素晴らしさに窓の取っ手だけパチリ。


↑この取っ手だけ見ても、この邸宅の趣味の良さが伝わるのでは?少なくとも私は、ズキューン♡好みのインテリアにやられました。

展示コーナーを抜けると、館内に造られたガーデンコート(噴水の中庭)が現れます。ここはカメラOKなので、みなさん記念写真を撮っていました。

美しい・・・


センスの良い噴水だなぁ。


一人のせいか?何度も「写真撮って」と頼まれ、なかなか噴水に近づけない(笑)しかも皆さん、差し出すのがスマホなので、スマホ持っていない私は渡されてもどう操作していいものやら(汗)こんな所で時代に付いて行っていないのを実感。

やっと傍まで来てパチリ。


本当に素敵な大理石の噴水です。

美しい天使の銅像も。


あー、何度見てもウットリしてしまう中庭。これ邸宅の中ですから!


ついつい素晴らしい調度品にばかり眼がいってしまいましたが、名画はレンブラントを始めフェルメール(今回の展示数は少なめ)と、貴重な展示を観ることが出来ました。日本語音声ガイドのおかげでじっくり作品を鑑賞できたのも素晴らしい経験でした。でもやっぱり圧巻は家具、調度品かな?あれだけ豪華な展示は一見の価値ありです。『フリックコレクション』を選んで大正解!

この後はランチのお店を探しつつ、ミッドタウンまで散策です。