2012年10月30日火曜日

nine lives

※「神秘猫アトム」逸話の続きです。

まだこのブログを始める前、アトムが一歳になった秋のことでした。ある朝アトちゃんのトイレ付近にキラキラと光の立体が出来ていました。(※猫トイレの写真で失礼します)

それが以前の記事にも登場しているコレ↓です。


猫用トイレの大きさと比較しても分かるように、アトちゃんと大きさ形まるで同じです。しかも顔の辺りに二つの輝く光があって、まるで目のように見えます。

光の出所は?何かに反射してるとか?探しているうちに消えてしまったので、ほんの一瞬のことだったと思います。

実は、この光が現れた少し前にアトちゃんは大変な目に遭っていました。

・・・生死をさ迷うほどの大事件です。
(※以下、リアルなので、ご注意を)

ある日のこと、アトちゃんが珍しく咳をしていました。



そして夜になると苦しそうにもがき始め、とつぜん嘔吐しました。その後も何度も吐き、もう何も出ないはずなのにまだトイレで吐こうとします。「これはおかしい」と翌朝一番で動物病院に連れて行きました。でも「熱は無し、吐くのは猫にはよくあること」と言われただけでした。

家に連れて帰ってからも、アトちゃんはベッドに入りっきりで食事もトイレもしません。具合が悪いのは見て分かり、そして相変わらず何度もトイレで吐こうとします。「やっぱりおかしい」夕方にもう一度病院に行くことにしました。

その動物病院にはもう2度と行くことはありません。なぜなら「食中りかも」と言われて抗生物質の注射を打たれてしまったのです。でも、それはまったくの誤診。その後、抗生物質の影響が出なかったから良かったものの、あまりにも適当な診断でした。

さて、丸一日苦しんだアトちゃん、深夜になってトイレに駆け込みました。するとずっとしていなかった「大」の方をし、お尻を汚して出てきました。あれ?どうも様子がおかしい。体を持ち上げてお尻を見ると・・・

「ひ、ひも?」

お尻から直径5㎜くらいのふやけた「麻の紐」のようなモノがぶら下がっているのです。それを引っぱってみると、かなりの長さが出てきました。そう、誤食です。誤食で苦しんでいたのでした。

キャットタワーの角を噛んで、麻紐が露出したところをガジガジやっているのは知っていましたが、その紐を食べてしまっていたとは。しかもその長さ何と10㎝!

でも排便で出てくれたので、アトムはその後元気になりました。出なければ開腹手術のところでした。さらには腸に絡まった場合は命の危険まで!まさに一命を取り止めたのです。


そんな大事件の直後に、写真の光は現れました。

「猫は9つの命を持つ」英語でも「nine lives」と言われています。この言葉を知ったのは、私が昔ダンナさんにプレゼントをしたキャップに「nine lives」と描かれてあったからです。

もし本当に九つの命があるのだとすれば、あの時アトちゃんは「1つ目の命」を使ったのかもしれません。そのことを知らせるためにあの光が現れたのかも・・・そんな風に感じています。


だとしても、まだ八つもあるもんね。
元気でいてくれてありがとう、アトちゃん。